日本選手権競輪(ダービー)
2006.3.28
 

  G1最高峰 第59回 日本選手権競輪(ダービー)が6日間の激戦を終え、3月26日に幕を閉じました。


 優勝は 吉岡稔真選手(福岡・65期)。
 優勝インタビューではスタンドに詰めかけた沢山のファンの皆さんから「吉岡!」の温かいコールが鳴り止まず 思わず吉岡選手の目からは大粒の涙が。
 競輪史の1ページに刻まれる瞬間に立ち会えた事に 私も感激でした。
 G1優勝はおよそ7年ぶり。どんな時も歯をくいしばり辛く苦しい時期を乗り越えた 吉岡選手の計り知れない努力の賜物でしょう。
 そこで今回のレポートは、悔しさをにじませる選手の表情や次への挑戦を感じさせるシーンをご紹介します。


*それぞれの準決勝*


群馬の手島慶介選手。クールダウンでの表情です。 複雑な胸中をこらえて、「自分の後ろに着いてくれた2人が決勝に乗って良かった」とコメント。この苦い経験は必ずチャンスをつかむ宝になるはずです。


*金子貴志選手(愛知)、大塚健一郎選手(大分)、森下太志選手(千葉)*
 

地区は違いますが同じラインで戦った3人。反省会は続きま した。


*福島の伏見俊昭選手です*


報道陣に背を向けてのクールダウン。
「決勝戦に乗れないのは なぜだ」と時折 小さくうなるような苛立たしげな声が聞こえました。同県の後輩 山崎芳仁選手が見守っていました。


*福島の佐藤慎太郎選手*


伏見選手と同じく 壁を向いてのクールダウン。
同県、同門の弟弟子である山崎選手が そばでジッと見つめていました。


* とても近寄れない雰囲気です*


検車場で 自分の走ったレースの回顧シーンを見つめる 徳 島の小川圭二選手。


*こちらも反省会*
岐阜の浜口高彰選手と石川の小嶋敬二選手です。




*“さすが”の一言です*
検車場の片隅で レーサーの調整をしている神山雄一郎選手の姿が。じわり、じわりと近づいて 突撃取材を申し込んでみました。快く引き受けていただきまし た。



「僕は自転車が大好きで、とにかく1着をとりたい。ただそれだけ。だから、頑張ったから自分にご褒美と言う事は僕にはないんだ。あえて言うなら、大好きな 自転車で1着を取ることが自分へのご褒美かな」と。
瞳を輝かせながら少年のように語る神山選手。とても素敵でした。

 


「競走の合間の時間も、“勝つために今出きる事は何 か?!”と考えて過ごし 行動している」と言う神山選手。一言一言に 重みとアスリート魂を感じました。まだまだ優勝記録を重ねてくれそうです。

 

 神山選手の手には、いつもレーサーが。検車場 に並ぶレーサーを見てチェックしているシーンもありました。



*トップレーサーは研究熱心*


レーサーを調整する神山選手のもとに福岡の紫原政文選手がやってきました。レーサー談議に花を咲かせていました。



そこに、福岡の加倉正義選手も加わります。トップレーサーは、やはりいつでも努力や姿勢が違いますね。



*相談*


愛知の舘泰守選手です。フレームについて相談をしているようで、その目つきは真剣そのもの。


*愛車の手入れ*


岐阜の浜口高彰選手。検車場でレーサーを磨いたり、手入れをする姿を良く見かけます。選手の皆さんにとっては レーサーは体の一部。一緒に戦ってくれた親 愛なる戦友に「ありがとう。次も頼むぞ」と、感謝の気持ちを込めて。


* 岐阜勢*
 加藤慎平選手と山口富生選手が決勝戦にコマを進めました。


加藤選手はスポンサーとの契約を結び、ユニフォームには4つの契約スポンサー名やロゴが入りました。
が!!このTシャツを見てください。レース以外でも契約スポンサーをアピールするために、Tシャツを作って着ていました。
加藤選手の人柄が伺えますね。


山口選手がG1決勝にかえってきました。



こちらは準決勝終了後の写真です。こん身のハンドル投げで決勝戦進出を手にした山口選手。決勝戦は残念ながら落車のアクシデントに巻き込まれましたが、準 決勝の勢いからすると今年はやってくれそうですね。


* 番外編*
岐阜の山田裕仁選手の意外な一面を発見。



岐阜勢が走る時は そわそわとして落ち着かない様子の山田選手。これは準決勝戦を見守るシーンですが、特に決勝戦はそわそわ うろうろ・・・。
思わずどうしたのですか?!と伺うと
「人が(岐阜勢が)走るのを見るのは 何か分からんけど緊張するわ〜。自分が走っている時のほうがよっぽど平常心でいられる。あ〜 落ち着かんなぁ」
との事。意外なところで“緊張”の言葉を耳にして少し驚きました。後輩思いなんですね〜


* んっ?!カメラ目線だ*


準決勝終了後、山口選手がレースを振り返っているところを撮ろうと カメラを向けてシャッターチャンスを待っていましたが・・・。その奥で表情でアピール する確信犯が。市田佳寿浩選手(福井)の満点の笑みに 白旗降参。私は笑いがこらえられませんでした。市田さんはお茶目さんですね。

*次回*
いかがでしたか?!
次回のGレポートは 4月8日〜11日に開催される「ふるさとダービー小松島」の予定です。どんなドラマが生まれるのか。楽しみですネ。


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