岐阜競輪 #43

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レース展望

F1 2017年4月19日(水)~ 4月21日(金) ジャパンカップ(松戸FI)

Kドリームス杯 FII

4月19日からKドリームス杯 FIIが行われます
 
今シリーズの注目はズバリ地元の横関裕樹選手です。今年に入ってすでに3度の優勝を手にしています。横関選手と言えば昨年 絶好調で迎えたホーム戦でしたが直前の追加で参戦してきた徳島の北村信明選手に優勝を奪われて涙をのみました。その後に迎えた大垣でも今度は徳島の新鋭109期の太田竜馬選手にも優勝を奪われると言うシリーズが続きました。「太田君のあの驚異的なスピードに なすすべもなかったです。完敗でした」。これは余談ですが太田竜馬選手が特進をかけた和歌山と、同じく徳島109期の島川将貴選手が特進をかけた富山で横関選手が2人の特進を阻んでいます。横関選手にとってホーム戦と地元戦の2場所続けて優勝を目前にして掴む事が出来なかった事は相当 悔しかった事でしょう。その悔しさをバネに練習を重ねてきた結果が更に好レースに繋がっていったんでしょう。平成28年の後期ではS級に手が届くところまできているそうです。「今は発表を待っている状況です」と、笑顔で教えてくれました。初めてのS級昇級を目前にして、練習方法も変えているそうです。「街道練習を増やして100キロ~200キロ乗り込んでます。この練習のお陰かもしれませんが、競走にも余裕が出てきました」と、言います。近況は警戒されてなかなか思うようなレース展開に持ち込めないそうですが、それでも慌てずにリカバリーできているのは、この練習の裏付けがあったからなんだと知りました。また、3月にはお子さんも誕生して、競走だけでなくプライベートも充実しています。そんな横関選手が狙うものは「もちろん優勝です!!」。ホーム戦での熱い走りに大注目ですね。
 
遠征勢ですが、近畿勢の層が厚くなりそうです。今年2度の優勝がある大坂の105期 岸川哲也選手、109期ルーキーチャンピオンレースに出走した兵庫の池野健太選手の機動力に大坂の片山弘城選手や吉川悟選手、奈良の成田恭一選手など マーク陣も揃っています。また九州勢も今期A級に降級した福岡の津村洸次郎選手、シャープな伸び脚が持ち味の佐賀の小林弘和選手、自力でもマークでも自在に戦える熊本の佐方良行選手と役者揃いです。強敵揃いの今シリーズですが久しぶりに地元優勝が見られるでしょうか・・・
 
どうぞ熱戦にご期待下さい!!
 
 
服部佳代子(2017、4,10)