岐阜競輪 #43

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大


ホーム > 予想・展望 > レース展望 > レース展望 詳細

レース展望

F1 2017年4月26日(水)~ 4月28日(金) 向日町FI

Kドリームス杯 ガールズケイリン FII

ガールズレーサー達が岐阜バンクを舞います。4月26日から3日間は岐阜競輪でガールズケイリンが行われます。
京王閣競輪場を舞台に行われる日本選手権競輪G1で合わせて今年2度目のガールズケイリンコレクションが行われます。出走を直前に控えるメンバーから福岡の児玉碧衣選手、栃木の荒牧聖末選手の走りが岐阜バンクで観られます。加えて力上位の千葉の田中まい選手、安定して決勝戦にコマを進める福井の浦部郁里選手に熊本の中川諒子選手など実力者が揃います。
そして、岐阜をホームバンクとする宮地寧々選手も出走予定です。昨年の12月11日からの岐阜では「絶対に決勝には乗りたいんです!!」と初めてのホーム戦に臨みましたが初日6着スタートでした。しかし最後まで諦めず2日目は3着で見事に願いを叶えて決勝戦への切符を手にしました。「いやぁ~ ダメかと思いました。でもどうしても乗りたかったんですっごく嬉しいです!!」と、はじけんばかりの笑顔で決勝戦進出を喜んでいました。宮地選手の近況はデビューから半年が過ぎてレースに慣れてきたのでしょうか、決勝戦に乗る回数も増えてきました。昨年デビューして、半年間で1着は1回ですが今年は3度も白星を上げました。前回のホーム戦では決勝進出の夢を叶えましたが今回の目標は白星を上げて決勝進出!!と言ったところでしょうか?!宮地選手の先輩 小坂知子選手は「地元8割増しの力が出ます!出します!」と言います。強豪揃いですが、宮地選手の活躍が楽しみですね。
 
そして、A級1,2班戦では大分の小野俊之選手が大注目ですね。A級降級直後の松山で優勝。この勢いでA級を駆け抜けてS級復帰かと思われましたが、マーク選手はラインの先頭選手のレース運びに左右される為に小野選手は歯がゆいところでしょうか?!2月10日からの玉野で完全優勝、続く佐世保でも優勝を決めていますが、これまでの小野選手の戦いを観て支持しているファンの皆さんにとっても納得のいかない成績に感じているのではないでしょうか・・・。A級での戦いも半分を過ぎました小野選手のこれからの巻き返しに期待したいところですね。今シリーズには九州には福岡の小川賢人選手が出走予定です。また西日本勢の遠征組というくくりでは好気配の広島の佐伯辰哉選手との連係から1着量産体制が期待できそうです。目標不在の場合でも心底マーク屋気質の小野選手らしい走りが観られるかもしれません。それはそれでマーク屋としての技術と勝負に対する熱い思いを近くで観て感じられるのも今シリーズの楽しみかもしれませんね。
さて、地元からはホームバンクの藤井準也選手、愛知の桜井雄太選手、小川大地選手、山田哲也選手の機動力に三重の三宅裕武選手、ホームバンクの宝満大作選手、塚本貴雄選手、愛知の小塚潤選手のマーク陣がシッカリ固めて中部の結束力で岐阜バンクを守って欲しいですね。少し気になるのが、藤井選手の状態です。このところ欠場中です。ホーム戦で復帰となるのか?!どこまでホーム戦に合わせて仕上げられているのか?!気がかりです。
 
ゴールデンウィーク直前の岐阜バンクは熱い戦いが目白押しです。どうぞ本場で熱戦をお楽しみ下さい。
 
服部佳代子(2017,4,12)