岐阜競輪 #43

　

今シリーズのメンバーは直前のサマーナイトフェスティバルに出走し来月のオールスターに出走する福岡の坂本亮馬選手に　オールスターを控える宮城の菅田壱道選手、石川の北野武史選手、徳島の高原仁志選手などビッグレースで活躍する選手も出走します

　

さて、地元からは松岡篤哉選手に期待です。ホームバンクは大垣です。地元のプレッシャーから少し解放されるのでしょうか岐阜バンクでの活躍が印象に残っています。石川の北野選手や岩本和也選手との連係で岐阜バンクを沸かせて欲しいですね

　

今シリーズの注目選手は栃木の金子幸央選手、千葉の伊勢崎彰大選手です

まず金子選手は今期からS級1班に返り咲きました。徹底先行のイメージでしたがレースに応じて対応する器用さも増しているように感じます。スピードをいかした仕掛けは松岡選手率いる中部勢を苦しめる存在になりそうです。

　

伊勢崎選手は5月18日からの函館記念ケイリンエボリューションに出走しました。バックをとる捲りで快勝。6月26日からの静岡F1では自身で仕掛けて1着、2着で勝ち上がりました。決勝戦でも自ら捲って久しぶりの優勝を勝ち取りました。プラスの要因を伺いますと、千葉の近藤隆司選手からアドバイスを受けて食事やトレーニングを見直したそうです。体重は変わっていないそうですが、体脂肪がみるみる減って体が絞れたそうです。「体が楽になりました。勝負どころでの反応も非常に良いです。今の目標は腹筋を割りたいですね　笑」と、教えてくれました。伊勢崎選手は腹筋を割りたいと冗談も交えて話してくれていましたが、見た目にもスッキリしていたので　もしや？！と思いひょっとしてもう腹筋割れているんでは？！と尋ねると照れながら「はい」と、返ってきました。あくまでも取材という事で触らせてもらったんですが表現が正しくないかもしれませんが　肋骨が洗濯板のように筋肉が割れてゴツゴツでした。8月には地元の千葉を控えていてそこに向けてモチベーションを高めている伊勢崎選手。岐阜でも捲り脚を披露するシーンがあるかもしれませんね。要チェックですね。

　

そしてフレッシュな顔ぶれとしては今期からS級に昇級した和歌山の中西大選手。6月下旬に特別昇級を果たした広島の佐伯辰哉選手。中西選手はS級デビュー戦では持ち味の先行は出来たものの自信となる白星はまだです。相性の良い岐阜バンクで白星を掴み取ることができるでしょうか?!　一方　佐伯選手はS級デビュー戦はホームの広島でした。初日白星スタートで決勝戦まで勝ち上がりました。フレッシュなメンバー達の思い切った競走で自信に繋がる成績を楽しみにしたいと思います

　

前回に続いてまたまたS級選手の走りを堪能できる今シリーズ

どうぞ本場でスピード感も一緒に体感いただきながら熱いレースをお楽しみください

　

服部佳代子　(2017.7.14)