岐阜競輪 #43

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レース展望

F1 2017年8月23日(水)~ 8月25日(金) 高松FI

織田信長杯争奪戦 スポーツ報知杯 F1

8月25日~27日の3日間は織田信長杯争奪戦 スポーツ報知杯F1をお楽しみいただけます

岐阜記念競輪を前にパーキンス選手、ブフリ選手の2名の外国勢を含むS級選手の走りを是非ご堪能下さい。

 

今シリーズの注目は勿論 パーキンス選手とブフリ選手の走りです

パーキンス選手は6月に大垣で行われた国際自転車トラック競技支援競輪での完全優勝、7月上旬の小松島記念でのケイリンエボリューションが記憶に新しいとこですね。どちらも現地でパーキンス選手のレースを観ていましたが、大垣では強さは勿論ですが競輪に慣れていて余裕すら感じました。その後の15日からの武雄では決勝6着。26日からの青森では準決勝8番でから捲りが届かず敗退には驚きましたが、8月の斡旋は今回の岐阜のみです。しっかり調整して世界のスピードで魅せてくれる事を期待しています

またブフリ選手は直前の小松島では初日特選からのスタートで前を取って残り1周半でおさえに来た選手を突っ張ると言う外国勢としては珍しい組み立てでした。そしてそのまま逃げて見事押し切りました。「日本の選手がやる作戦を一度やってみたかった。あんなに上手くいくとは」と、レース後は満面の笑みでした。少しずつ日本の競輪に慣れてきたと感じるシリーズでした。岐阜バンクでの走りも楽しみにしていましたが、直前のレースで落車のアクシデントでした。体調面が気になりますね。

 

一方日本勢ですが、徳島の阿竹智史選手、香川の香川雄介選手の四国コンビがメンバーの中でも経験や力は抜けた存在ではないでしょうか。阿竹選手は7月の小松島記念競輪でレースの展開が苦しくなった時の対応に自信が持てる開催になったのではないでしょうか。一時期、戦法を追い込みへチェンジしようと考えていたようですが、体の使い方やレースの組み立てなど基礎から取り組んでダービーでは準決勝まで勝ち上がっています。自信を持ってレースに臨めている阿竹選手の活躍から目が離せません。その阿竹選手を目標に出来る香川選手が展開有利に運べそうですね。直前のオールスターでは1走目の4着が悔やまれますが残る3走は全て連絡みです。今シリーズも期待できそうですね。

 

今年初めてG1デビューを果たしてた茨城の横山尚則選手にレース巧者の神奈川の松井秀幸選手の機動力が外国勢をどう攻略していくのでしょうか。

地元岐阜からは今期S級2班ですがバックをとる積極的なレースが戻ってきた永井清史選手と実力者の山口富生選手の地元コンビに注目しています。

 

またA級戦では今期A級1班に昇班した愛媛の佐々木豪選手の走りを楽しみにしています。前回 岐阜に来たのは3月2日からの開催でした。豪快なカマシ、捲りで白星を並べて決勝戦に勝ち上がりました。完全優勝が期待されましたが残念ながら準優勝でした。今回は優勝を狙って岐阜へ!!佐々木選手に期待です

 

 

さて、開催の最終日には岐阜をホームバンクとする志智俊夫選手の500勝達成セレモニーが行われます。どうぞ本場で一緒に志智選手をお祝いをしませんか。皆様のご来場をお待ちしています。

 

 

服部佳代子 2017.08.18