岐阜競輪 #43

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レース展望

G3 2017年11月2日(木)~ 11月5日(日) 防府記念

kドリームス杯 FII

岐阜競輪では10月27日から久しぶりに本場開催が行われます。

Kドリームス杯 FIIの注目選手や見どころをご紹介します。

 

A級1,2班戦ではS級でも活躍していた岡山の101期 山本直選手。

A級降級後7月30日からのホーム戦玉野では完全優勝を決めて力の違いを見せつけていました。以降、決勝戦を外していませんでしたが、直前の10月13日からの松阪で決勝に乗れていません。しかし、7月30日からの玉野、9月12日からの防府、9月28日からの福井と優勝しています。今回の岐阜のシリーズが終わると11月6日からは再びホームの玉野を走ります。玉野での完全優勝を見据えて仕上げている所だと思います。今シリーズも山本選手の自信あふれるレースに期待が高まります。

山本選手とタッグを組んで優勝を狙っているのが広島の94期 桶谷明誉選手ではないでしょうか。7月23日からの奈良で決勝へ。以降 安定して決勝戦にコマを進めています。10月3日からの広島ホーム戦では2着2着で勝ち上がり優勝を手にしている実力者です。残念ながら10月16日からの玉野決勝で落車。その影響が気になるところですが地区目標の機動力として山本選手の存在は大きいですね。山本選手との連係からゴールはどこまで桶谷選手が迫る事が出来るのか。ゴール勝負も気になりますね。

 

もう一人遠征勢からは今期A級降級となった熊本の田中陽平選手です。今期は4場所連続決勝進出と安定して強さを感じさせていましたが、9月15日からの名古屋で落車しています。10月10日からの奈良は欠場していますのでどこまで戻せているのかっが気になるところですね。

 

迎え撃つ中部勢は地元から後藤彰仁選手が近況 優勝こそ無いものの8月28日からの久留米、9月4日からの防府、9月12からの豊橋、10月3日からの広島と4場所続けて決勝進出をしています。機動力には愛知の水谷将司選手を目標に出来るのは好材料ですね。水谷選手は今期A級に降級し7月26日からの岐阜を走っています。連日バックを取って果敢に攻めていました。1着を並べて勝ち上がった決勝戦は優勝も期待されていましたが、後方7番手に置かれて仕掛けられずに8着に終わりました。A級での優勝はまだ無いところは水谷選手もモヤモヤしているところでしょう。11月6日からはホーム戦の名古屋が控えています。高速バンクの名古屋では先行が有利と思われます。岐阜で弾みをつけて次走に臨む為にも今シリーズでも水谷選手の積極策が予想されそうですね。中部勢での牙城死守に期待が出来そうです。

 

さて、今シリーズは大阪の谷口友真選手と兵庫の池野健太選手の109期の近畿強メンバーが出走します。

谷口選手はデビュー戦が岐阜で2着、5着、1着でした。今期も7月18日からの開催で岐阜を走っています。積極的に攻めて1着1着で決勝に勝ち上がっています。岐阜バンクは好成績を残しています。近況は9月1日からの小松島、10月6日からの川崎で準優勝と好気配です。一方、池野選手は今年4月19日からの岐阜で準決勝5着と決勝を逃しましたが、最終日は1着で締めくくっています。そして近況は9月は3場所連続決勝進出し9月24日からの小倉で今年2度目の優勝を果たして上昇中です。同じ近畿なので対戦は考えにくいのですがお互いを意識して決勝戦へ勝ち進んだ時には並ぶのか?それとも真っ向勝負なのか?お互いに切磋琢磨している同期なだけにこの二人の動向も楽しみですね。

 

チャレンジでは今 売り出し中の111期の選手が4選手出走します。

京都の中野雄喜選手、広島の船瀬惇平選手、佐賀の中野真吾選手、長崎の白濱一平選手です。それぞれまだ優勝が有りませんが、中野雄喜選手が8月27日からの奈良から安定して決勝進出を果たしています。今シリーズで初優勝を決める事が出来るでしょうか?!ニューフェイス達の挑戦も見逃せませんね。

 

 

久しぶりの本場開催です。

地元選手の1着インタビュー、A級1,2班戦では勝ちああり戦でのインタビュー、チャレンジは優勝インタビューが行われます

また場内ではイベントも行われます。

どうぞ本場で熱戦をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしています。

 

 

服部佳代子(2017、10、18)