岐阜競輪 #43

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レース展望

F1 2018年5月31日(木)~ 6月2日(土) 高松FI

鵜飼杯争奪戦 創刊70周年記念スポーツニッポン杯 FI

5月28日から鵜飼杯争奪戦 創刊70周年記念スポーツニッポン杯FIがスタートします

高松宮記念杯競輪に出場予定の北海道89期の菊地圭尚選手を含むS級1班は計10名が参戦です。
徹底先行タイプが不在な為に初日特選競走から位置を取っての捲り合戦が予想されますが、シリーズリーダーでもある菊地選手が軸になるのでしょうか?!

宮城92期の安部貴之選手が4月16日からの奈良で落車しています。怪我の状態や練習状況にもよりますが復帰戦をどこにしてくるのか?!安部選手の状態によっては菊地選手に福島66期の岡部芳幸選手とラインの厚みから北が有利に運べそうですね。
西勢では徳島90期の山形一気選手が4月30日からの佐世保で久しぶりに決勝戦進出を決めました。今シリーズの直前に名古屋記念に出走します。山形選手は名古屋との相性も良さそうなので更に自信をつけて岐阜に来てくれると面白くなりそうですね。マークが予想されるのが熊本72期の島田竜二選手。4月30日からの佐世保、5月7日からの福井と2場所連続で決勝進出です。山形選手の仕掛けに乗ってゴール勝負にも注目ですね。
怖い存在なのが神奈川96期の東龍之介選手、静岡77期の望月永悟選手の南関東勢です。番手信条の東選手ですが果敢先行が不在となると南関東両者のレース選択によってガラリとレースのヨミが変わりそうですね。
迎え撃つ地元岐阜からはホームバンクの森川大輔選手が出走予定です。しばし決勝戦から遠退いていますが直前の名古屋記念の企画レース ブロック7に出走します。このレースを制してホーム戦に弾みをつけて乗り込んで来てほしいです。初日特選は中部から一人のようですので目標不在の東京92期の柴田洋輔選手との同期連係も考えられそうです。柴田選手は函館記念で久しぶりに決勝に進みました。現在、地元の京王閣記念に出走中です。地元記念の緊張から解放されて練習の成果が岐阜で開花すれば直線の伸びに期待できそうです。

S級2班での注目選手は福島94期の佐藤一伸選手、埼玉92期の片折亮太選手、徳島109期の島川将貴選手の3選手です。
佐藤選手は3月にウィナーズカップに出走し初めてビッグレースを経験しました。来期S級1班昇班も決めています。佐藤選手のますますの成長に期待しています。近況では3場所続けて初日は確定板に上がっています。岐阜の直前に名古屋記念を走ります。現在195勝の佐藤選手が岐阜でメモリアルの200勝を決める事ができるのか?!も楽しみにしています。
片折選手はウィナーズカップを除きますが1月29日からの奈良の開催から初日は全て連絡。ただいま初戦は7場所続けて1着です。要チェックです‼
島川選手はS級デビュー戦は記念競輪の準決勝戦まで勝ち上がっていきました。バック先頭で通過する競走で注目を集めましたが、近況は少し苦戦しているようですね。今シリーズは果敢に攻めていく島川選手にとってメンバー的にレースは組み立てやすくなるのではないかと思います。脚力を消耗すること無く先手が取れれば島川選手の粘りから目が離せません。

A級では来期S級への昇級を決めている地元の後藤彰仁選手、福井91期の伊原克彦選手、大阪62期の渡辺泰夫選手、高知90期の吉松直人選手、鹿児島99期の上吹越俊一選手の5選手を含む上位メンバーが岐阜バンクを沸かせてくれそうです。
地区的なバランスをみれば中部勢が優勢でしょうか。
近況岐阜では1着が多い愛知95期の北野良栄選手、5月7日からの弥彦で久しぶりに決勝に進み優勝を決めた愛知97期の滝本匡平選手、力上位の富山91期の笹倉慎也選手、地元の後藤選手に85期の宝満大作選手など中部の結束力に期待しています。

スポーツニッポン創刊70周年の記念すべ年に優勝を手にするのはどの選手でしょうか?!
楽しみですねえ



さて、開催中5月30日には7月デビュー予定の山田諒選手と橋本英也選手の新人選手紹介が行われる予定です。
皆様のご来場をお待ちしています


服部佳代子(2018、5、13)