岐阜競輪 #43

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レース展望

G3 2018年7月28日(土)~ 7月31日(火) 弥彦記念

サルビア賞争奪戦 日刊スポーツ杯 F1

最高気温の全国上位に岐阜県のどこかの地域が必ずランクインしていますが 選手の皆さんは日々練習を重ねて皆さんにレースの最中だけでも暑さを忘れさせてくれる激しいレースで魅せてくれています

岐阜競輪場でも7月25日からサルビア賞争奪戦 日刊スポーツ杯F1が行われます


今シリーズは間近に迫るオールスター出場権を手にしている岐阜の竹内雄作選手、宮城の和田圭選手、茨城の河野道孝選手、千葉の伊勢崎彰大選手、神奈川の小原大樹選手、徳島の堤洋選手、北海道の菊地圭尚選手、和歌山の南潤選手の8名を含むトップレーサーが岐阜バンクで熱戦を繰り広げます

中でも注目はもちろん地元の竹内雄作選手です。先日 大垣で行われたヤマコウカップの際に場内のイベントをお手伝いいただきましたがレース終了後 バンクに姿を見せて練習に励んでいました。「時間があれば少しでも練習したい。練習しなきゃいけないと思っています。9月の共同通信社杯の権利もシッカリとっていかなくちゃいけないですからね」と。自分の中で修正したい箇所があるようで 練習は日が暮れて人の顔や景色がボンヤリする薄暗さの中でも続けていました。今回のメンバーでは竹内選手に挑んでくる強機動力は和歌山の南潤選手です。受けてたつ竹内選手の走りに期待したいです
その南選手は先日の松戸サマーナイトで初めてビッグレースに参戦しました。どこまで勝ち上がって行くのか期待されるなかで、初日は8着とまさかの大敗でした。これまで取材をさせてもらっていた時に「自分の力でどこまで戦えるのか外国勢が参加しているF1やトップクラスと戦えるビッグレースで早く走れるようになりたい」と南選手自身が一番楽しみにしているように感じました。今回のビッグデビュー戦をどう感じているのか?!この後の初のG1オールスターに向けてどう感じているのか?!このシリーズで南選手がどんな走りを見せるのかに興味が注がれますね。

また 実力者の宮城の和田圭選手が北日本の強機動力不在の中で存在感をアピールする走りに期待です。
福岡の野田源一選手はサマーナイトは結果を残せませんでしたが7月初旬の小松島記念では持ち味を十分に発揮して久しぶりに記念競輪の決勝に勝ち上がってきています。野田選手の伸び脚に注目しています。
岡山の工藤文彦選手は名古屋のF1での俊敏な立ち回りやレースの組み立てに目をひきました。調子の良さからレースの流れを落ち着いて分析できているように感じられました。
愛知の松山桂輔選手は直前の大垣で2日目からの補充出走でしたが1着、1着です。照り返しを含め45度を越えているのではないかと思われる大垣バンクでの好気配は今シリーズも引き続き注目してみたいと思います。
山梨の志村龍己選手は2016年8月に岐阜でS級初優勝を手にしました。6月11日からの福井でも直線強襲で優勝しています。好相性の岐阜バンクでモチベーションが上がる中で好気配となれば追いかけてみたくなりますね。


そしてA級では地元の藤原誠支部長、香川の福島栄一選手、福岡の中園和剛選手、大分の山崎翼選手がA級への降級組です。
中でも藤原選手はお人柄も含め熱烈な支部長ファンからの大声が予想されます。責任感の強い藤原選手ですから熱い走りとマイクパフォーマンスでバンクを沸かせてくれることでしょう。

メンバーを見渡すと愛知の水谷将司選手との連係が見込める北野良栄選手に優勝のチャンスが舞い込みそうですね。宮司周郎選手も3場所連続で決勝進出を決めて安定しています。愛知勢が層の厚さをいかせそうですね。
決勝戦の安定感からは香川の近藤誠二選手が6月のいわき平で優勝、大垣で3着、続く7月の高知でも2着と3場所連続で決勝戦での確定番に上がっています。近藤選手の伸びにも注目です。
確定板と言えば京都の渡辺大剛選手、中野雄喜選手、岡山の三宅旬選手、和歌山の大利航平選手の初日の成績が抜群です。注目してみてはいかがでしょうか。


岐阜競輪ではホームストレッチにあるウィナーズサークルで勝利インタビューやファンサービスが行われます
お気に入りの選手を間近で見られるチャンスです

どうぞ岐阜競輪にお越しいただいてお楽しみください


服部佳代子(2018、7、20)