岐阜競輪 #43

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レース展望

G3 2018年10月18日(木)~ 10月21日(日) 熊本記念

kドリームス杯 FII ガールズケイリン

早いもので岐阜競輪本場での開催は12月17日からのKドリームス杯 ガールズケイリンがファイナルシリーズとなりました。

今シリーズは愛知80期の舘泰守選手がS級への特別昇級をかけて岐阜に臨みます。
また地元の堀兼壽選手も直前の高松で優勝を決めて 今年ラストのホーム戦に気合い十分ですし、山田雅之選手も11月26日からの奈良で久しぶりに決勝に進みました。直前の豊橋でも決勝にコマを進め3着でした。勢いづく中部勢を止めることが出来るでしょうか?!

今シリーズのメンバーで来期S級に返り咲くのは秋田の杉山悠也選手、東京82期の市川健太選手、千葉の須藤悟選手、福井61期の中川博文選手の4選手です。

北日本では秋田の杉山選手が前期でS級を経験した宮城98期の三浦翔太選手を機動力として青森76期の小笠原昭太選手との結束戦で挑みます。小笠原選手は今期A級に降級しています。優勝こそありませんが近況では11月30日からの取手で準優勝です。

また南関東は千葉の須藤選手もA級降級後、まだ優勝はありませんが神奈川95期の久保田将史選手との連係から優勝のチャンスを掴み来期のS級復帰の弾みにしたいところではないでしょうか。

関東は東京82期の市川健太選手に積極果敢な地区目標となる機動力不在の中ですが、今年は4度の優勝があります。持ち味の縦脚で切り開くレースに期待です。

近畿勢は福井61期の中川博文選手が大阪109期の谷口友真選手や福井111期の小森貴大選手等の機動型との連係から直線強襲に注目大ですね。

今年ラストのA級1、2班戦は好気配の中部勢での直線勝負、中部勢でのゴール勝負に注目が集まりそうですが、各地区の上位陣がどう絡んでくるのか...
オッズとにらめっこですね


そしてチャレンジ戦では売り出し中の113期が6選手参戦します。
北海道の渋谷海選手、福島の前川大輔選手、栃木の眞杉匠選手、新潟の舟山佑京選手、大阪の大城慶之選手、徳島の田村裕也選手です。中でも徳島の田村選手に注目しています。田村選手の師匠山本宏明選手から「今度 競輪学校から卒業してくるのは かなりのパンチがきいてるよ‼」とお話を伺っていましたが、兄弟子の太田竜馬選手からも同じことを聞いていました。初めて田村選手にお会いした印象は想像を遥かに越えるパンチのきいたナイスなキャラでした。レースに関しても「レースの流れに慣れなくてガムシャラで力任せに戦っていても優勝できるんだから、レースを覚えたらすぐ上で戦っていける。練習ではホント強いよ」と徳島の選手に聞きました。田村選手に初優勝のプラスの要因をうかがうと「レースに少し慣れました」と笑顔でした。田村選手が秘める可能性に期待して3日間追ってみたい一人です。

そして今シリーズはガールズケイリンも行われます。
栃木の梶田舞選手が頭1つ抜ける存在ですが、近況は ひと頃に比べると勝ちきれていないようです。圧倒的な強さを誇るスター選手が多数参戦している訳ではありませんので このチャンスを狙って備えてくる選手をいかに見極めるかですね。その候補の一番手は青森の奈良岡彩子選手でしょか。岐阜を冬季移動先としている奈良岡選手なら この時期の岐阜バンクを熟知しているはずです。またホームバンクの小坂知子選手は競輪祭で行われたガールズトライアルに出走しています。初めて大きな舞台で戦う緊張感を経験して、今回は成長した姿が観られるのでは?!と楽しみにしています。ホームバンクでの初優勝にも期待しています。

尚、最終日の19日には選手会岐阜支部による「1年間ありがとうセレモニー」が行われます。詳しくは岐阜競輪ホームページをご覧ください

皆さまのお越しをお待ちしています



服部佳代子