岐阜競輪 #43

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大


ホーム > 予想・展望 > レース展望 > レース展望 詳細

レース展望

G1 2019年10月11日(金)~ 10月11日(金) 寛仁親王牌

kドリームス杯 FII ガールズケイリン

9月9日からの本場開催はKドリームス杯 ガールズケイリンです

A級1、2班戦では今期A級に降級となった三重の谷口遼平選手 福井の高間悠平選手 大阪の渡辺泰夫選手 水谷好宏選手 広島の佐伯辰哉選手 熊本の馬場勇選手の力上位の6選手にフレッシュな113期の大阪 福永大智選手 岡山の山崎駿哉選手 熊本の上野優太選手が加わって熱いバトルが繰り広げられそうですね。

中でも三重の谷口選手は5場所走って全て優勝 その内の2場所が完全優勝です。「S級に戻った時の事を考えて A級でも自分の行くべき所からシッカリしかけて勝ちだけではなく レースの内容にもこだわりたい」と、A級での戦い方にもテーマを決めています。躊躇せず持ち味の先行力でねじ伏せる力強いレースが魅力ですね。
また広島の佐伯選手は5場所走って全て決勝へ。3度の完全優勝を手にしています。9月1日からホームバンクの広島を走ります。そこでも1着を並べると9日からの岐阜ではS級への特別昇級をかけての大事なシリーズになっているかもしれませんね。
福井の高間選手は福井、向日町と2場所連続優勝しています。大阪の水谷選手との連係も考えられますが、高間選手自身にもタテの脚がありますので、展開が苦しくなってもレースを有利に進められそうですね。

フレッシュな113期は大阪の福永選手が3月21日に特別昇班を果たしていますが既に3度の優勝のうち2度は完全優勝です。
熊本の上野選手は函館GIIIでのレインボーカップファイナルでチャンスを掴み6月26日付けでA級2班に昇班してA級1、2班での優勝も勝ち取っています。
岡山の山崎選手は今期からA級2班に昇班し2場所決勝進出を果たして9人制のレースに慣れてきているようですね。

またS級経験者でもある愛知の田中雅史選手は決勝常連選手ですし、石川の岡崎景介選手のタテ脚や長期欠場後3場所目で優勝している長崎の瀬戸晋作選手と魅力的な選手が揃う激戦となりそうですね。

そしてチャレンジでは115期の地元 山口聖矢選手 栃木の幸田望夢選手 和歌山の南連選手 愛媛の今野有樹選手 長崎の坂本和也選手の5選手が参戦予定ですが皆さんお気付きですか?! 5選手全員が競輪選手の縁故選手です。なかなか珍しいですよね。皆さん それぞれに親近感を持ってしまうのではないでしょうか。
中でもヤハリ地元の山口選手の活躍に期待しちゃいます。ホームの大垣では惜しくも準優勝でした。ここ数場所は少し苦戦しているようですが、大垣では皆さんの声援が力になったと言います。岐阜でもファンの皆さんの声援を力に変えて初優勝を狙って欲しいです。

おしまいはガールズケイリンの注目選手です。東京の小林莉子選手は皆さんもご存知の通り名古屋競輪で行われたオールスター競輪 アルテミス賞で無念の落車となってしまいました。痛みから顔を歪めながらレーサーを携えてのゴールシーンは体の状態が心配されました。が‼ その直後に参戦した松阪では優勝でした。今年のグランプリは小林選手のホームバンク立川です。絶対に出場権を手にしたいという小林選手の熱い思いと心の強さを感じました。松阪の決勝戦では優勝が小林選手 第3位が福岡の内村舞織選手 第4位が岐阜の小坂知子選手でした。松阪から場所を岐阜に移して地元の小坂選手のホームバンクの意地や内村選手のリベンジに加え、力上位の福岡 大久保花梨選手が岐阜では3月に小林選手に破れ6着という悔しさを晴らすべく戦いと見所満載です。

岐阜記念を前に熱い熱い戦いが繰り広げられそうです
どうぞ熱戦にご期待ください

服部佳代子