岐阜競輪 #43

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レース展望

F2 2020年1月8日(水)~ 1月10日(金) Kドリームス杯 ガールズケイリン

kドリームス杯 FII ガールズケイリン

岐阜競輪場で開催される年内ラストのシリーズは12月14日からスタートです。
今シリーズはKドリームス杯 FII ガールズケイリンです。
2日目には競輪カレンダーのプレゼントや最終日は決勝戦が3つと選手会岐阜支部による1年間ありがとうセレモニーも予定されていて年内ラスト開催に相応しく賑やかな締めくくりになりそうですね。

それでは今シリーズを盛り上げてくれそうな注目選手をご紹介します。
A級1、2班では来期からS級昇級を決めている選手が5選手(埼玉の柿沼信也選手、愛知の泉谷元樹選手、岡山の櫻井太士選手、福岡の阿部兼士選手、宮崎の四元慎也選手)が出走予定です。
まず埼玉の柿沼選手は今期A級に降級でしたが、負傷欠場が続いてここまで出走は5場所です。1度復帰したものの再び落車の影響により負傷欠場となりました。その後 復帰してからは3場所連続で決勝に進んでいます。来期S級へ返り咲く柿沼選手がどこまで戻してきているのか走りを楽しみにしています。
岡山の櫻井選手はこの所 落車が続いていたようですが、直前の伊東温泉競輪ナイターで決勝戦に乗ってきました。
福岡の阿部選手は昨年の岐阜記念で4走して2度の連絡みを果たしています。櫻井選手、阿部選手ともに年内ラストシリーズです。S級に弾みとなる競争を楽しみにしています。
そして宮崎の四元選手が44歳にしてS級に返り咲きです。今シリーズは積極的に動いてレースを組み立てる強機動力が不在になります。競争得点上位選手に追い込み選手が多いようですので、宮崎選手のベテランのコース選択に注目してみたいと思います。ただA級2班には熊本の113期 上野優太選手が11月25日からの松戸と12月2日からの平塚で2場所続けて決勝進出を決めています。準決勝、決勝で目標にできるようですと四元選手に展開が向きそうですね。
そして迎え打つ地元勢にとって心強い見方は強先行の愛知の泉谷選手。年内ラスト開催ですから鷲見逸喜選手、本村隆文選手、大洞翔平選手、三浦靖選手の岐阜勢との結束戦で地元勢から優勝が出る事を楽しみにしたいですね。


チャレンジでは和歌山の南蓮選手、岡山の野上竜太選手、福島の伊藤奎選手、佐賀の立部楓真選手の4名の115期の活躍に注目しています。
特に先に行われたレインボーカップチャレンジファイナルで特別昇班のチャンスを逃してしまった南選手は11月25日からの向日町で完全優勝を決めています。今シリーズでも白星を並べて次の12月24日からの玉野に繋げていきたいところでしょう。楽しみです。


そしてガールズケイリンではアルテミス賞レース連覇の愛知の長澤彩選手、東京の高木真備選手、千葉の田中まい選手の上位選手に加え、新鋭の神奈川 高木佑真選手、また地元の小坂知子選手と華やかな役者が揃っています。
特に長澤選手は出身は岐阜です。前回 岐阜を走った際も優勝を勝ち取っています。小坂選手がいますので表には出しませんが、心に秘めた地元の意地に期待していきたいと思います。
また高木真備選手は来月岐阜で行われるガールズケイリンコレクション2020トライアルに出走が決まっています。来月に備えるためにもシッカリ岐阜バンクの特徴と優勝を掴んでおきたいところでしょう。
そして何と言っても地元1着インタビューを今回こそは‼と挑んでくるホームバンクの小坂選手の気迫の走りからはもちろん目が離せません。

年内ラストの岐阜本場開催です。岐阜競輪場で一緒に楽しみませんか‼
皆様のご来場をお待ちしております。


服部佳代子