岐阜競輪 #43

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レース展望

F2 2022年7月1日(金)~ 7月3日(日) Kドリームス杯

kドリームス杯 FII

競輪界では1年を2期に分けています。前期が1月から6月まで、後期が7月から12月までです。

前期スタート時の楽しみは新しい年を迎えて選手の皆さんも投票や応援するファンの皆さんも気持ち新たにやる気がみなぎている時ですので、ワクワク感を持って競輪を楽しめるのではないかと。そして後期での楽しみは、ルーキー選手が加わって各地で本格デビューしていくことだと私は個人的に感じています。。

7月1日が初日となる岐阜本場開催kドリームス杯FIIでも地元の伊藤温希選手、大阪の常次勇人選手、岡山の矢部駿人選手、徳島の中野光太郎選手、大分の甲斐俊祐選手と5人の121期が本格デビューを迎えます。

中でも、伊藤温希選手は地元開催で本格デビューは緊張やプレッシャーも大きいかもしれませんが、その分 気合も入る事でしょう。ルーキーシリーズでは器用な一面もみせていた伊藤選手。実力者やベテラン勢を相手にどんな走りを見せてくれるのか…岐阜バンクを沸かせるフレッシュな走りに期待していきたいと思います。

 

そしてA級1,2班戦では、久しぶりのホーム戦となる永井清史選手が登場です。直前の取手での落車の影響が心配ではありますが、やはり永井選手の走りを楽しみにせずにはいられません。地元からは上田隼選手、塚本貴雄選手、本村隆文選手が出走予定です。塚本選手は6月の富山、武雄で1着を勝ち取っています。また本村選手は5月14日からの岐阜開催で気迫の1着スタートを見せていました。地元勢の奮起にも期待が高まりますが、中部勢は愛知の篠原忍選手が6月10日からの函館で優勝し、2場所続けて決勝戦進出と好気配です。また同じく愛知の大谷靖茂選手は6月13日からの豊橋で優勝しています。5月24日からの岐阜開催では準決勝1着で決勝戦にコマを進めましたが、決勝戦では岡山勢5人の勝ち上がりでした。岡山の分厚いラインを相手に、大谷選手は挑みましたが「何とかしたいとは思いましたが、やっぱり地区的な数からも僕ができるレースはあれが限界です。悔しいですけど、できることをやり切ったので…」と、コメントしていました。今開催にはその時 決勝2着でした岡山の連佛康浩選手が参戦です。蓮佛選手自身も動ける選手ですが中四国勢は愛媛から外田心斗選手、近藤翔馬選手、高知の山本拳也選手、岡山の滝本泰行選手と動ける選手もそろっています。蓮佛選手やベテランの実力者 広島の吉永和生選手がメンバー的にも有利に戦えそうで、中部勢にとって今開催も中四国勢が恐い存在になりそうです。

ホームバンクの永井選手が牙城を守り切ることができるでしょうか?!岐阜バンクとの相性が良い大谷選手のリベンジ戦なるでしょうか?!激しい戦いの行方は…?!

どうぞ7月1日からの3日間 是非 岐阜競輪でお楽しみください

 

服部佳代子(2022、6、21)