岐阜競輪 #43

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大


ホーム > 予想・展望 > レース展望 > レース展望 詳細

レース展望

F2 2022年8月5日(金)~ 8月7日(日) Kドリームス杯

kドリームス杯 FII

8月5日からの岐阜競輪本場開催はKドリームス杯FII開催です

 注目選手は地元の谷田泰平選手にホームバンクの若手 三浦貴大選手、長谷部龍一選手です。

まず三浦選手は3月に玉野、豊橋と2場所連続優勝。また5月に四日市で、続く6月の岸和田とこちらも2場所連続優勝を決めています。近況は1場所走って1場所病気欠場が気になるところですが、4月15日からの岐阜本場開催の初日で魅せた力強い走りはとても印象に残っています。残念ながら1着スタートながらも準決勝4着で決勝戦進出を果たせず悔しい思いを最終日に出し切って1着でホームバンクの開催を終えています。その分も今開催は優勝を狙って備えていると思います。

また長谷部選手は5月24日からのホーム戦で1着スタート。期待された準決勝では3着で惜しくも決勝戦進出を逃しています。近況は7月11日からの函館で準優勝。この開催では京都の藤木裕選手が優勝でしたが長谷部選手もかなりゴールでは藤木選手に迫っていました。走り慣れたホームバンクで長谷部選手の力走が楽しみです。

同県の後輩の奮起からチャンスを広げられそうなのが今期A級での戦いになる谷田選手です。まだ優勝は有りませんが、A級1場所目の久留米の決勝戦では前を任せた愛知の井田選手が別ラインに叩かれて後方へ。谷田選手の位置は苦しくなりましたが追い込んで3着。2場所目の岸和田では石川の奥出選手マークでした。前団のもつれの影響から奥出選手が仕掛けられず遅めの踏み出しでしたがピッタリ追走で準優勝でした。展開に苦しんでいますが決勝戦で確定板を外していません。実力者 谷田選手をはじめ地元勢の活躍に注目です。

 

遠征勢では茨城の石川裕二選手、静岡の丸山啓一選手、愛知の朝日勇選手、大阪の酒井拳蔵選手が7月からA級への降級組です。石川選手は1場所目の静岡で優勝からの好スタートです。朝日選手は同県の後輩 高橋成英選手を目標に直線の伸びに期待です。酒井選手は1場所目は決勝に乗れていませんが、岐阜を走る際には4場所目になります。S級でも活躍していた実力者です。怖い存在になりそうです。

そしてA級2班ですが長野の堀江省吾選手の走りからは目が離せません。2022年4月に特別昇班を決めて3場所目で岐阜を走っています。1着1着で決勝戦へ。惜しくも準優勝でしたが、その後6月26日からの防府で初優勝を決めています。7場所走って1度だけ6着と大きな着ですが A級1,2班戦のスピードや展開が掴めなかったそうで、 以降は優勝1回、準優勝3回を含めすべて確定板に乗っています。今回の岐阜は8場所目です。レースにも慣れてパワーアップして岐阜にやってきます。大大大注目です。

 

チャレンジでは121期の埼玉 安彦統賀選手、三重の小西晴己選手、富山の南儀拓海選手、大阪の中釜健次選手が出走予定です。安彦選手は本格デビューの伊東では惜しくも準優勝でしたが、13日からのホーム戦の大宮で初優勝を完全優勝で決めています。小西選手はルーキーシリーズでも優勝していましたが本格デビューの四日市でも完全優勝で好スタートを切っています。フレッシュなメンバーが岐阜バンクを沸かせる走りに期待が高まります。

 

 岐阜競輪で行われる本場開催を今開催も存分にお楽しみください

皆様のご来場をお待ちしています

 

 

服部佳代子(2022,7,25)